古代ローマの弁護士であったキケロが『義務について』で正義について説くように、人が他人を騙すことで財産を奪い取り、その他人の不利益によって自己の利益を増やすことは自然的な正義に反します。すなわち、他人から詐取した物によって私腹を肥やすことは、古代から現代に至るまで、絶対悪とみなされてきました。そこでは、騙されるほうが悪いという議論は許されないのです。しかし,いま,家族を想い、自らの幸せのためにした善行を、卑劣な詐欺行為によって踏みにじろうとしている者たちがいます。
正義の沈黙は、悪を助長します。悪に沈黙することなく、声を上げ、共に正義を実現しましょう。被害者同盟の方々に心の平穏が訪れ、真に幸せな日常を取り戻せるように邁進してまいります
大学 :慶應義塾大学法学部政治学科
大学院:慶應義塾大学法科大学院
修習期:73期
第二東京弁護士会
主な得意分野:知的財産法、企業法務、国際案件、訴訟
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